AI(人工知能)ができること・できないこととは?AI(人工知能)は限界を知ることが大切!

ai 人工知能 できること できないこと

AI(=人工知能)は多くの注目を集めています。

しかし人工知能ができることに過信が目立つのも事実です。

今回は、人工知能になにができるのか、そして人工知能の限界を見ていきたいと思います。

1. AI(人工知能)はこんなことができる

人工知能は、人よりも優れていると思っている人が多くいることでしょう。

もちろん、一部の世界によっては、その期待は正解です。

人間よりも優れているAI(人工知能)はどんなところでしょうか。

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1-1. AI(人工知能)のできること(過去)

人工知能には、ブームが3度ありました。

いまきているブームが第3次AIブームですが、それまでは全く違ったアプローチをしていました。

第1〜2次AIブームではルールベースの課題解決を行なっていました。

このことを機械学習と呼ぶことが多く、トイプロブレム、エキスパートシステムが主題として語られます。

このころはまだパズルや迷路のような簡単なルールの問題しか解けませんでした。

1-2. AI(人工知能)のできること(現在)

現在の人工知能は、第3次AIブームの中にいます。

このAIブームは、ビッグデータというデータベースの革命にもひも付き、大きなムーブメントになっています。

現在の人工知能は、画像解析、音声解析、自然言語処理といった多くの範囲に適用できるようになり、解決できる問題も多くなってきました。

現在の人工知能の革命を、ディープラーニングと呼んでいるのは知っている方も多いと思います。

1-3. 画像解析AI

現在の人工知能ができることの1つに画像解析があります。

画像解析とは、画像や映像にまで範囲を伸ばし、そこになにが写っているのかを人工知能が判定する技術です。

画像から特徴量を抽出し、耳の形、目の形、毛の長さ、胴体の大きさといった幅広い情報から特徴を理解することで、人工知能はそこになにがいるのか、書かれているのかを特定できます。

適用されているビジネス

  • 自動運転
  • OCR(文字認識)
  • レジのない店

1-4. 音声解析AI

音声解析も人工知能ができることの1つです。

音声解析技術は、iphoneで誰もが使ったことのあるsiriや、「OK, Google」でおなじみのgoogleもこの音声解析技術が使われています。

音の波形から、なんと言っているのかを認識し、文字に起こすことで人工知能は次のアクションを判断できます。

適用されているビジネス

  • Siri
  • Google home
  • Alexa
  • 音を聞き分ける不良品検知

1-5. 自然言語処理AI

最後に自然言語処理も人工知能ができることの1つです。

この技術は、一時期話題になった「りんな」というLINEのボットがそうです。

自然言語処理は、形態素解析といった主語、述語、接続詞などを人工知能が理解します。

何を伝えてきているのかを理解することで、次に返す言葉を見つけることで、人はあたかも人と会話している錯覚に陥ります。

Siri, Alexa, Google homeは、音声解析に加え、自然言語処理も活用しています。

適用されているビジネス

  • Siri
  • チャットボット
  • 議事録のサマリー
  • 記事を書く

2. AI(人工知能)には限界がある

人工知能にはできることがたくさんあります。

そして、人間よりも優れているところも数多くあります。

しかし、人工知能の力を過信しすぎることは、期待を裏切られる可能性が高いので危険です。

2-1. 映画のような世界はしばらく実現しない

人工知能が優れていると思う理由の1つに映画が大きな影響を出しています。

多くの人工知能を描く映画では、何十年、何百年先のうまく技術が発展した場合の世界を描いています。

実現しないことはないかもしれないですが、少なくとも生きている間に実現することはなさそうなものばかりが映画で表現されていることでしょう。

2-2. 100%のAI(人工知能)は存在しない

多くの場合で、人工知能が100%の確率で夢を叶えてくれると思っている人がいます。

しかし、断言します。

AI(人工知能)が100%正しい判断をすることはありません。

例えば競馬AIのような予測も、特徴を理解して、過去の状況をもとに判断をしているだけで、未来を読むことはできないからです。

CHECK競馬AI 松風 matsukaze競馬AI「松風」って知ってる?人工知能(AI)は競馬でも強いのか?

2-3. 子供と同じように考える

人工知能は、学習をする必要があります。

既存の学習済みの人工知能を使うこともできますが、基本的には1から自分にフィットしていきます。

徐々に育っていくのが人工知能であるため、子供を育てているのと同じように考える必要があります。

2-4. できるAI(人工知能)とできないAI(人工知能)

人工知能を育てていると、人が重点的に見るべき観点を教えてあげるフェーズがあります。

その際に、間違った教え方をする、間違ったデータを渡してしまうと、できないAIになります。

間違った教材で勉強してテストを受けても答えられないように、正しい教え方をしてあげない限り、できるAIにはなりません。

そのため、1つの判断ミスで、簡単に100%から遠のいてしまうのが、いまの人工知能なんです。

2-5. AI(人工知能)とうまく接するには

人工知能と上手く接するには、過度な期待をせず、サポートしてくれるものだと思うことです。

「人工知能が業務を効率化します。」

ではなく、

「人工知能が業務効率化をサポートします。」

が、もっとも正しい表現であり、人工知能はサポーターとして接していくことがうまく接する鍵となることでしょう。

AI(人工知能)は、なんでもできると思われがちです。

人工知能を語る上では、できることだけでなく、できないことを理解した上で、議論をしていく必要があります。

3. AI(人工知能)でもできないことはある!

AI(人工知能)は、万能ではありません。

できることもかなり多くありますが、できないこともとても多いです。

できることの一例と、できないことをいくつかみていきましょう。

3-1. AI(人工知能)ができることの一例

AI(人工知能)のできることに「膨大なデータの解析」「共通点を見つける」ということが挙げられます。

膨大なデータ(=ビッグデータ)から情報を取得し、特徴量から共通点を見つけることができます。

これは、ディープラーニングにより、難しい特徴も抽出することが可能となり、人工知能がさらに注目を集めました。

3-2. AI(人工知能)はまだパーソナルではない?

人工知能ができないことに、パーソナルになりきることができないが挙げられます。

toCの人工知能を活用したサービスはいくつかありますが、やはりまだ完全にパーソナルな人工知能は存在しないといってもよいでしょう。

ある程度ルールに合わせて人をカテゴリーわけし、そのカテゴライズされた人間へのアプローチは可能なため、完全にパーソナルな人工知能の誕生もそう遠くはないかもしれません。

3-3. 未来をあてることはできない

人工知能に対しての誤解の1つに、未来を当てることができるというものがあります。

しかし、残念ながら人工知能は未来を予想することはできますが、完全には当てることができません。

競馬AIでも、予想を出しており、高い精度を誇ってはいますが、やはり100%は起こり得ません。

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3-4. 100%の精度もまだ無理

人工知能は、先にも記載した通り、100%の精度を出すことはできません。

よく、100%の精度がでないと業務に適用することができないという方がいますが、100%はあり得ません。

それを理解した上で、人工知能を選ぶ必要があります。

過度な期待は、危険です。

4. AI(人工知能)の過信で起こること

AI(人工知能)を過信していると、便利さを感じられなかったり、恐怖を覚えます。

過信はなにもいいことに繋がらないので、危険です。

4-1. 便利さを感じられない

人工知能を過信しすぎると、便利になっているものが当たり前に感じられます。

人工知能の利便性は、人の想像を超えます。

しかし、それを過信しすぎて慣れてしまうと、なんでもできると思いがちになってしまいます。

4-2. 人よりも優れていると思ってしまう

人工知能を過信しすぎると、いつのまにか人間よりも優れていると思ってしまいます。

しかし、人工知能は、人より優れているところもあれば、劣っているところもあります。

人工知能の分析は素晴らしいですが、感情を読み取ることがなかなかできません。

いいところもあれば、弱い部分もあるあたりが、少し人間に似ているように感じられますよね。

4-3. 漠然とした恐怖を感じる

過信をしすぎると、人工知能に漠然とした恐怖を感じるようになるでしょう。

映画でもかなり多くの怖い表現を見つけることができます。

人工知能は、なんでもできると思っていると、いつか人間を超えてしまうのではないか、と感じてしまいます。

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの Epub選書 / 松尾豊 【本】

5. まとめ

AI(人工知能)ができることと、AI(人工知能)の限界について、いかがだったでしょうか。

人工知能ができることを知っていても、100%夢を叶えてくれると思っている人は意外と多いものです。

「なんだかわからないけどすごい」

から、中身を知っていくことで、変な不安や過度な期待も正常値にしていくことができるでしょう。

また、人工知能は、人々の生活を豊かにしてくれます。

人工知能で、なにかを解決するのではなく、人工知能にサポートしてもらいながら解決をする。

そして、逆に人間も人工知能をサポートしてあげることで、双方にとって豊かな未来がやってくることでしょう。